やまグリ’s blog

里山だいすき!な仲間の活動記録

里山ボラ ~冬の里山保全~

やまグリは「里山づくり」のボランティアです

自然が相手ですから、やることが多岐にわたっていて初めての挑戦や作業も多く

脳も体もフル回転です(のんびりとしたフル回転)

例えば、この日は

山際の水辺の整備

本来は水辺ですが枯草やツル植物に覆われて水の流れが滞っています

石垣の名残があるので昔は人が田んぼとして使っていたと思われます

このまま手を入れないと少しずつ陸地化して荒れ地にもどってしまいますし、

この場所に住んでいる生き物も水辺を利用できなくなってしまいます

そこで、みんなで「どの範囲まで」「どのように」「どの程度」整備していくか決めて

水辺の再生作業のスタートです

水の中に入って枯れた草を水辺から出して片づけます

 

枯草の下からは緑の葉と澄んだ湧水が姿を現しました

別の日には、陥没したり歩きにくい箇所を点検・補修です

みんなが大好きな小さなせせらぎの手前が陥没してしまいました

流れ込んだ湧水が土を流して 穴が開いてしまったようです(before)

そこで、古竹や笹や川から運んだ砂利や砂を利用して補修しました

小さな暗渠を作り 石や砂利を敷き詰めて補強しました

その上から、土をバケツに何度も運んで埋めていきます

これで小さな人たちも 訪れた方も 水辺を利用しやすくなりました(after)

写真はありませんが、菜の花の手入れをしてくれたり、倒木の処理をしてくれたりと

コツコツ一人で整備をしてくれている仲間もいます

ボラ仲間の冬の保全作業は、地味に楽しく続きます